理念・目標
世界的に重大な課題となっている糖尿病を克服することは、平成5年から長きにわたり糖尿病死亡率国内ワースト1であった徳島県にとっても最重要な課題である。このため、国内で類例のない戦略的な研究体制として、徳島大学に糖尿病臨床・研究開発センターが設立された。本センターは、「1.地域の医療をけん引する徳島大学病院での糖尿病診療を充実させ、県内各医療機関との医療連携を推進する、2.学内外とのグローバル連携および部局横断連携に基づく先進的な糖尿病研究開発を行う、3.卓越した基礎研究成果を臨床へつなげるトランスレーショナルリサーチの展開と臨床試験の推進を行う、4.産学官連携推進を支援する知財活動を行う、5.実際の医療の現場で先進的医療を行う糖尿病関連医療人の人材育成を行う」ことを目標とする。
沿革
2010年 1月 1日 | 糖尿病臨床・研究開発センター開設 センター長に松本俊夫教授(現藤井節郎記念医科学センター顧問)が就任し、糖尿病開発研究部門では部門長・基礎研究分野長に親泊政一教授、診断・測定法研究分野長に野地澄晴教授(現学長)、食品・薬品素材研究分野長に玉置俊晃教授が就任した。また糖尿病臨床部門では臨床研究分野長に船木真理特任教授が就任となる。 |
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2010年 1月16日 | 松久宗英特任教授が糖尿病臨床部門長・診療分野長に就任。 |
2010年 4月 1日 | 井上寛特任教授が遺伝情報解析分野長に就任。 |
2010年12月16日 | 阪上浩准教授が基礎研究分野に就任。 |
2012年 4月1日 | 野地澄晴教授が理事になられた為、診断・測定法研究分野のアドバイザーに就任。 |
2012年 4月1日 | 親泊政一教授が診断・測定法研究分野長を併任。 |
2012年 6月16日 | 井本逸勢教授が遺伝情報解析分野長に就任。 |
2014年 1月1日 | 松久宗英特任教授がセンター長に就任。 |
2016年 4月1日 | 先端酵素学研究所 糖尿病臨床・研究開発センターに改組され、斎藤達哉教授が領域長に就任。 |
2016年 4月1日 | 島袋充生特任教授が病態・治療研究分野長に就任。 |
2016年 4月1日 | 粟飯原賢一特任教授が地域医療推進分野長に就任。 |
2016年 9月1日 | 島袋充生特任教授が福島県立医科大学糖尿病内分泌代謝内科学講座教授にご栄転。 |
2017年 4月1日 | 松久宗英センター長が先端酵素学研究所教授に就任。 |
2018年 1月1日 | 池田康将准教授がご退官の玉置俊晃教授に代わり食品・薬品素材研究分野長へ就任。 |
2018年 4月1日 | 斎藤達哉教授が大阪大学大学院薬学研究科生体応答制御学分野教授にご栄転。 |
2018年 4月1日 | 井本逸勢教授が愛知県がんセンター中央病院リスク評価センター長兼研究所分子遺伝学分野部長にご栄転。 |
2020年 1月1日 | 池本哲也特任准教授が遺伝情報解析分野長に就任。 |
2020年 4月1日 | 粟飯原賢一特任教授が実践地域診療・医科学分野にご転属。 |
2020年 8月1日 | 池田康将准教授が薬理学分野教授に就任。 |
2020年 11月1日 | 池本哲也特任准教授が徳島大学病院安全管理部特任教授に就任。 |